朝、あと5分寝たいパパたちへ

「あと5分だけ寝かせて…」
育児中のパパにとって、朝の時間は一分一秒が貴重です。
目覚ましを止めて起きた瞬間から、子どもの支度、朝ごはん、自分の準備。
まるで毎朝が“戦場”。
我が家も共働きで、朝の支度はまさに地獄でした。
でも、工夫と仕組みで“あと5分寝られる朝”を作ることは可能だったんです。
この記事では、パパでも今日から実践できる朝の時短テクニックを、実体験ベースでご紹介します。
起きる前に半分終わってる!? 前夜の仕込みハック

① 着替え・持ち物を子どもと一緒に準備しておく
朝に「何を着せる?」と迷う時間、意外と長いですよね。
我が家では、前日の夜のうちに子どもと一緒に次の日の服を選び、玄関横に準備するようにしました。
ついでに保育園バッグの中身(着替え・おむつ・連絡帳など)もセット完了。
▶️ 朝に迷わずスムーズに着替えができる=「時間の余裕」と「機嫌の良さ」につながります。
② 朝ごはんは“冷蔵庫にセット済み”にしておく
忙しい朝のごはんづくり、実は前夜に詰めておくだけで格段に時短になります。
- 小皿にのせて冷蔵庫にラップしておく
- レンジで30秒のものを組み合わせる
- パン+チーズ+野菜ジュースのワンプレート
朝は冷蔵庫から出すだけ。お皿の数を減らすだけでも、洗い物の手間が激減します。
子どもが自分で動く!“仕掛ける”朝ルーティン

③ 「朝のうた」でタイマー代わりにする
「早く着替えてー!」「まだ歯磨きしてないの?」
何度も声をかけるのは、パパもストレス、子どももイヤ。
我が家では、「朝の支度用プレイリスト」を使って仕掛けるようにしました。
- 1曲目で顔を洗う
- 2曲目で朝食
- 3曲目で着替えと歯磨き
習慣化すると、音楽が“朝の指令”になり、子どもが自然と動くようになります。
④ 朝の支度ボードで“見える化”
子どもが自分でやる気になるのに効果的だったのが「朝の支度ボード」です。
- マグネット式で「できたら貼る」
- チェックリストをホワイトボードに
目で見てわかるから、親の指示が減り、「自分でやった!」という達成感も得られます。
パパ自身の準備も時短で乗り切る!

⑤ 出勤セットは「ルーティン+前夜準備」で固定化
朝のバタバタで「ネクタイどこ!?」「スマホが充電されてない!」なんてこと、ありませんか?
前夜に用意しておくのはもちろん、出勤アイテムは“セットにしておく”のがコツ。
- スーツ+シャツ+靴下セットを1日分ずつ
- 財布・鍵・社員証をトレイにまとめておく
- スマホは寝室ではなく充電ステーションへ
迷わず行動できる仕組みを作れば、朝の時短は加速します。
⑥ スキンケア・整髪は“ながら”で完了
子どもの歯磨きを見ている間にサッと保湿。
ヘアセットは、子どもが動画を見ている間にスプレーでシュッと。
大人と同じで、子どもにも保湿や整髪をしたいけれど、1対1では時間がかかります。
「ながら時短」で一気に済ませると、かなり効率的です。
それでも大変な朝に効く“最終奥義”

⑦「あと5分寝てても回る準備表」を作っておく
正直、どうしても起きられない朝もあります。
そんなときのために、“最低限モード”の朝支度表を作っておくと安心です。
- ごはんはバナナとチーズ
- 着替えは上下セット済みの服を1パターンだけ
- 歯磨きは仕上げだけでもOK
やることをあえて減らすことで、パパにも子どもにも心の余裕が生まれます。
朝のストレスを減らせば、一日が変わる

育児に正解はありません。
でも「朝が少しだけラクになる仕組み」は、確実に存在します。
- 前夜の準備で朝の“判断”を減らす
- 子どもが自分で動ける“仕組み”を作る
- 完璧を目指さず、パターン化する
これらを少しずつ実践することで、
「あと5分だけ寝たい…」という願いが、少しだけ叶うようになりました。
育児も仕事も頑張るパパたちへ。
明日の朝が、今日より少しだけラクになりますように。